「かなでー…絞めるぞ。」



『え?どうして?』



と、さも自分は何も間違っていないでしょ?というような目で私を見た。



『矢倉君もイヤなのー?』



とカズに詰め寄る奏



『一葉が、承諾するとは思えないしね。』




とニッコリ笑う…



ていうか、私が承諾すれば自分もすると言ってるように私は聞こえるんだけど。と思った瞬間



クラス全員が私を見て、頼む!!と頭を下げた。



「い、イヤよ!!奏がやればいいじゃない!!



私よりずっと似合うと思うんだけど。