そう言われ反省した。



自己管理能力のなさが、人を巻き込む事になっていると痛感したから。



「しっかりしなくちゃ」



と小さく言った。



隣の部屋へ行くと、唖然とした。



カズがもみくちゃにされていたから…



『お、やっと起きた。』



と笑うカズが少しやつれて見えた。



周りを見渡して、子供の数を数えた。



一人、二人、三人…四人、そして莉紅ちゃん…



「5人もいる!!何ここ託児所?」



『全員、先生の子供だよ。莉紅ちゃんが長女でこの4人の坊主共は4つ子。』



ビックリして口が塞がらなかった。