麗はあの時と同じようになにもかも諦めたあの目で俺を見てた………




俺はそんな麗を見てられなかった………




アイツは深い傷をえぐられてまた深い絶望に陥ってた……




俺は麗を抱き締めた



俺から絶対に離れていかないように力強く抱き締めた…




『…グスッ………』



麗は泣き続けた