「麗さん今日はお客さんいっぱい来てましたね!!」


『誕生日なんだから来て当たり前でしょ!!そんな当たり前の事いちいち言わないでよ…疲れてるんだから…。』


「あっ…あの、ゴメンなさい」



『今日はもうあがるから……。』



「お疲れ様でしたぁ｡」


「なにあれ!?客の前と普段の態度違いすぎぢゃない??」


「No.１だからって何様のつもり??マジムカつくんだけど…」


こんな会話がされてるのは私自身気付いてる………。



でも言いたいなら勝手に言えばいい…


私はなんとも思わない…


使えるものは使う…

客はただの金のなる木…


私はそうとしか思わない


私はいつしか感情という機能が無くなってしまったのかもしれない…。



もうずいぶん泣いてない、泣いてないんぢゃなくて泣けないんだ………


私は泣くことすら出来ない。感情のない人形と同じ………


私はただ意味もなく生きてる……



私には生きてる意味さえ見つけられない………。


あの日からすべての感情がダウンしたみたいに世界が色褪せた…………