俺の名前は藤咲瑞樹
性別は一応女だ。



俺は朝、いきなり母親に呼び出された



『ったく、朝から何だよ……』

そう思いつつ、母親の元へ行った




「おはよ、瑞樹。いきなり呼び出してゴメンね?」


『別にいいよ…つか、母さんが俺に話って珍しいね?』


「それじゃぁいきなりだけど、本題に入るわねっ」



そう言って、俺の目の前に通っている学校の制服では無いものを置いた




『………何これ??』

そう思っていると母さんが


「えっと、実は瑞樹には転校をしてもらおうと思ってるの」



『…で、ちなみにその学校ってどこ??』


「それはねぇ…私の親友が理事長を務めている男子校なの」





『………………





………………はぁ!?』



「だ・か・ら!!男子校よ☆」



『何で男子校なんだよ…!!』



「何でって……それはねぇ…裕美ちゃんがね、瑞樹のこと気に入っちゃったみたいで……」


『何で??』



つか俺、母さんの親友なんかに会ったことあったっけ?





「無いわよっ☆私が瑞樹と隼翔が写っている写真をみしたのよ♪」


『…!?何で俺が思った事が分かったの!!?てか、勝手に人の写真を見せないでくれる??』



「口からだだ漏れよ(笑)」



『はぁ………』







「あっ、ちなみにその男子校の学費免除にしてくれるって言うのよ♪」


母さん1人でテンション上がってるし…;;


『……で?その学校っていつから?』


「えっとねぇー、明後日からよ☆」



『明後日からか……;;』


ということは明日で最後か…うん、まぁ…仕方ないか…☆

(意外にポジティブだねっ(汗) by作者)


結構今の学校もまぁまぁ楽しかったけどなぁ…


(えっ!?無視っすか!!? by作者)


…うるさい、作者


(すみませんッ by作者)



「とにかく今の学校には転校のことは連絡してあるから今日は行ってきなさい♪」



『分かった』

そう言って俺は家を出た






『一応あいつには言っとかないとな』


あいつとは…俺の幼なじみの美由紀のこと

もう十年以上の付き合いになるかな


そんなことを考えてるうちに学校に着いた


「「「「キャーーーーー!!!!」」」」


「瑞樹様~!!!」


「「おはようございます!!瑞樹様!!!」」



『おはよ(ニコッ』


「「「「//////」」」」



ん???毎回思うんだけど、どうして赤くなってるんだろ??


(貴方はかなりの鈍感ですなッ!! by作者)


何が??


(いぇ、なんでもありませんょ♪ by作者)



まぁいいやっ!!教室に行こっと!






ガラッ



「瑞樹!!おはょ!」


『あ、美由紀!おはよっ』



そう、この子が美由紀だ


「朝から大変ね(笑)」


『笑い事じゃないって…;;』


「まぁねっ;;」


あっ、あの事言わないと……



『美由紀!話があるから、次の休み時間に屋上に来て!』


「分かった☆」




ガラッ



「よ~し、お前ら席につけ~!」


あの人は担任の安堂先生
まぁ、体育会系の先生だ


「今日はお前らに報告がある!」


もしかして、俺の話か??