「ここにしてね♪」


と、悪戯に微笑まれた。


「~~~ッ//!!」


“ね♪”って首をかしげる葵くんに、ノックアウト寸前な私。





……かっこよすぎる。


「つーか、今何時間??」


私はハッとして腕時計を見る。


「19:00!?
ヤバイよ葵くん、7時だって!!……んッ。」


私が葵くんの方を向いた瞬間、唇を奪われた。


「んッ……。」


しかも、長い時間。

ディープな方で。


「よし、帰ろっか。」

「うん!!」


私たちは、手を繋ぎながら帰った。