アラナside


姉様は何処に居るの?

あら?何だか広間のような所に着いてしまったわ。戻らなくちゃ。


アラナが引き返そうとしたとき、広間に複数の男が侵入し、アラナを取り囲んだ。


何なのこの人達……怖いわ……


「コイツが依頼の奴か?」

「あぁ、間違いないぞ」ニヤッ

「それじゃ、早速殺っちまうか」

「恨むんなら殺すように依頼してきた義母を恨むんだな」


あぁ、やはりあの人なのね…
あの人にとって私は邪魔な存在でしかないもの…しょうがないわ…
これも私の運命。
私が死んだら、姉様は悲しんでくれますか?


「それじゃ、あばよ」



アラナside end