何度も優衣ちゃんにばいばいを言って



玲央とのいつもの帰り道を歩く。


この道を玲央と歩くのも、今日で最後なんだよね...



なんか、寂しいなぁ...


自然と、つなぐ手に力が入る。


「美桜...?」


そんなあたしを心配そうに、玲央が覗き込む。