だって、顔が笑ってて、全然悪いと思ってないから!!


「何で迎えに来てくれなかったんだよ!?」


母さんが、兄ちゃんに迎えに行かせると言ってた。


だから、私は指定された駅で待っていたのだ。


それなのに、兄ちゃんは一向に現れない。


漸く、私を見付けた相手は、兄ちゃんに恨みを持つ連中。