学校について3階にある教室に向かう。

教室に着いてクラスの男子を
見渡してみるけど、やっぱ恋愛対象と
しては見てないな~(・・;)

「おっ!おはよー美羽。こころ~」

「おはーしおりッ!」

この子は田村しおり。
高校からの友達だけどすっごく仲良しなんだ~

「こころ、昨日は泣きじゃくってたけどだいじょぶなの~?」

しおりも昨日のこころのことの被害者ww

「平気!昨日は2人ともほんとに
ありがとう~まだわかんないけど、好きな人できたかもしんないの」

「えぇーまぢ!?誰々~??」

「まだ内緒!ほんとに好きになったらいうね~」



「しおり、彼氏さんとゎどうなの?」

「仲いいよ。」

「美羽―好きな人できた?あんたかわいいんだから
さっさと作っちゃいなよ=?」

「また、それ。。。聞き飽きたー」

「まぁいつかはできるよ。焦るな、焦るな!」

「焦らせてんのはこころとしおりでしょー!?」

~キーンコーンカーンコーン~

「チャイムなっちゃったね」

「席すわろー」

ドアが開いて先生が入ってきた。

「起立ー礼、着席」
日直の子が号令をかける。

(やっぱ好きな人がいないってやばいのかなー
恋を経験してみたい気もするけどな。。。)
「おーぃ、美羽。次移動だぞ!?

声をかけてくれたのは
隣の席の圭太だった。

「っていうか美羽考えてること全部言ってたぞー」

「うそ!?」

「うそでしたー」

「。。。圭太、うざいよ!?」

「でも考え事はしてたんだろ!?お前親指にぎってるときは
考え事してることだろ!?」

「なんで知ってるの!?」

これはあたししか知らないくせなんだ。

「まぁな。早くいかなきゃ太田先生キレるぞー」

「やっばっ」

‘2人は理科室に向かって走り出した”

こころside

昨日はショックだった。

ほんとにリクのこと好きだったから。

でもみんなあたしのイメージって

”別に平気なんでしょ”って感じらしい。

あたしだって傷つくことくらいあるのにな。。。

でもそれに気づいてくれたのは美羽としおりと”あいつ”
だった。

美羽とこころの前で泣きじゃくって
愚痴をたくさん聞いてもらって、

たくさん励ましてもらった。

2人と別れてから、
あたしの足は自然とあの店に向かっていた。

この店はバスケ部の帰りでリクと寄った店。

ここでかわいらしいピンを

”こころに似合うな”って言って買ってくれたんだ。

あたしはいつもそれを大事持ってた。

けど、、、あたし見ちゃったんだ。

それはおとといのことで

部活が終わって体育館の外に目をやると
かわいらしい吹奏楽部の子がいたんだ。

リクはその子に近づいて
”待っててくれてありがとう。着替えたら一緒に帰ろうな”

って言ってたんだ・・・

あたしは一瞬で分かった。

この人は”リクの彼女”なんだって・・・
涙がこぼれそうになって

店を飛び出した。

そうしたらそこには圭太がいた。

美羽と圭太が仲がいいからしゃべるけど
そこまで仲がいわけじゃない。

でも。。。

「おい!?だいじょうぶか?とりあえずワックいこーぜ!」

とあたしを強引にワックに連れて行った。

そしてあたしを席に座らせ、圭太が列に並び
ワックシェイクを買ってくれていた。

しかもあたしがすきなイチゴ味。

「なんであたしがイチゴ味好きって知ってるの?」

「この前美羽が”こころはイチゴが大好きでね”って言ってたから」

ーズキッー

あたしの心の中がズキッてしてたのが分かった

でもさっきまでリクのことで胸が痛かったのに、今度は圭太だった。

もしかしてあたし。。。

圭太は
「とにかく喰え!そして泣け!」

って言ってくれたけど圭太が
バカなことばっかり言ってくるから
思わず笑っちゃった。

あたし、圭太のことが。。。

でも圭太が思ってるのは美羽なんだよね。

「圭太、ケータイもってる?いろいろ相談したいから
メアド交換しない?」

「おう!」

2人はメアドを交換してから
別れた。
圭太side

昨日はこころが泣いててびっくりした。

いつも元気ってイメージがあるからな・・・

話を聞いて
バカな話して笑わすことしかできなかった
けど、

こころは
「ありがとう、楽になったよ。」

って言っていたから
少し安心した。

だってこころの顔には
いつもの笑顔があったから。
今日こころは元気そうで安心した。

チャイムが鳴って美羽がバタバタしながら席に座った。

美羽って鈍感だから俺の気持ちに気が付いてないらしい。

俺が「おはよー」って声をかけると

身長の低い美羽が上目づかいで
「おはよ。」って返してくれた。

今の顔、マジで反則\\\

朝の会の時ずっと美羽は
親指を握っていた。

美羽はなにか考え事をするとき親指を
握るのがくせらしい。

まぁたぶん好きな人がいないことに
焦っているんだろう。

俺的にはそのまま好きな人ができなくて
俺に振り向いてくれたらって思う。

実際美羽はかわいいので
1,3年の間でひっそりと
ファンクラブがあるらしい。

あくまで噂だが。。。

まあそれも本人は知らないのだろう。

くせのことを思わず言ってしまい
なんとかごまかしたが

俺、こんなんで告白できるのかね。。。

美羽side

放課後、

「美羽ー掃除終わったなら部活いこーぜ~w」

後ろからしおりに声をかけられ
振り返った。

あたしとしおりは吹奏楽部で
しおりは部長、あたしは副部長なんだ。

「OK~^^あっ、しおり小村先生なんて言ってた?」

小村先生は吹奏楽部の顧問で
時に厳しく、時に優しいいい先生。

「今日は5時までパート練、7時まで合奏だって。」

「今日もハードだね。。。」

「まぁしょうがないよー
1年生が増えたからコンクールA組で金賞とれば
都代表になれるかもだし、先輩方にはたくさん
お世話になってるんだからがんばろうょー」


と、しおりが言ったからきついけど頑張ろうって
思えた。

ふと外を見ると
こころが外周を頑張っていた。

こころ、リク君と気まずくなってないと
いいけど、、、

心配だ、、、。