心吾が来るまで待つしかないか・・・


「なぁなぁ、昨日のしゃ〇くり観たかー?」


「あ゛?思い付いたことはもうよかったのかよ。」


「心吾が来てから話す。そんなに聞きたいなら今話してやってもいいけどな〜」


「いい。」


全く。つれないね〜



しかも、涼は俺の話しなどそっちのけで寝てしまった。


俺は涼の寝顔を眺める・・・


はずもなく自分の席に向かった。



俺の席は窓際の1番後ろという超特等席だ。


先生としてはお馬鹿な俺をこんなさぼりやすい席につかせたくなかったようだが、くじ引きで公平に決めた席だから仕方ない。



前の席の田中ちゃんと喋りながら朝の時間を過ごした。