「中村〜偉いぞ!!」

河先、かなりホッとしてやがる。


俺もやっと一息つけたって感じ。




教室内はまだなんだか変な空気だが、一時したら戻ると思っていた。


俺は甘かったかもしれない。

俺が席を替われば一安心。
なんの問題なし。


そんな簡単な話しではなかったのだ。


いつもと変わらないのは心吾と俺だけ、気づいたのは4時限も終わり昼休みのことだった。