それから、直斗が盛り上げようと色々話をするが、私は愛想笑いを返すだけ。




ずっと、快斗の話しが気になっていた。




それに、あんな怖い目。







夜はいつのまにか更けていた。



「私、そろそろ帰るね」



「うん。俺、送るわ」


直斗が腰を上げる。


「今日は俺が送るよ」


快斗?



「果菜、いいだろ?久しぶりだし」



「…うん」


直斗は心配そうに私を見る。