「・・まあ、がんばんなさいよ。」 瑠衣は私の肩を叩いて言った。 右手には、シャーペンが握られていた。 あ、宿題全然やってないや・・・・・・。 「・・うん。って、もうこんな時間!!帰って夕食作らなきゃ。」 また怒られる―――。 「やばい、わたしもだ。 あ、報告。わたし、彼氏出来た。」 「え?良かったじゃーん!」 「また、連絡する。」 「うん。」 そして私達は喫茶店をでた。 瑠衣、良かったね。