「でも、本当の愛は地位や名誉では変えられないほど大事なんだぜ?」 翔貴には似合わない言葉を言ってきた。 「うん・・・。」 翔貴はそんな事まで考えてくれていたなんて、知らなかった。 この人と出会えてよかった。 あのとき、もし、借金取りに追われていたとき、あの道を通っていなかったら、 お父さんが翔貴のお父さんと仲良くなかったら こうなっていなかったんだから・・・・・・・・・。