「わたしはそろそろ帰るとするか。じゃあ、春奈さんまた今度、会いましょう。」 ガチャン・・・ 翔貴のお父さんは私に微笑んで部屋を後にした。 「翔貴・・・・。わたしの事、最初から知ってたの?」 「あぁ、名前聞いてビックリした。」 「そっか・・・。お父さん、帰ってくるからわたし、ここに居る必要がなくなる・・。」 私、いつの間にか涙声になってる・・・。 なんで?ないちゃだめ!