「先生に気づいてもらいたい、



 でもあたしは生徒の1人
 何もないってわけでして」



「何かするしかないねー」

「うん」





頬杖をつく百恵は
ジィッとあたしを見て
何かうなっている







「色気?」

「あほ」

「じゃあ..告白」

「しない」

「じゃあ..弱みを握る」

「嫌です、無理です」

「じゃあ..ボディタッチ」

「出来ません、変態です」

「じゃあ..課題を忘れて
 気を引いてみる、」

「前にも言ったけ...」





あ、良い事思いついたかも







「何、その笑顔?」

「良い事考えたの」

「人に散々案を出させといて..」

「怒らないで」

「うるさい」