「同じクラスだといいね〜」

『うん。。』

私は願った。

明日香ちゃんと同じクラスでありますように……!

「あたし1組だ!優子は何組?」

クラス表を見渡すがなかなか見つからない。


『あった…6組だ。』


最悪だ。。
別々のクラスでも、せめて隣のクラスが良かった…

「1組と6組じゃ、だいぶ離れちゃったね。」

あたしはショックを隠せなかった。


「そんなに落ち込まないの!遊びに行くからさ!元気出しなよ!!」

『うん。。』

明日香ちゃんはあたしとは正反対の性格で、元気でとっても明るい。
あたしと仲良くしてくれているのが不思議なくらい。

明日香ちゃんはすぐに友達ができるんだろうな…

「じゃぁ教室に行こうか。」

『またね。』

2人はそれぞれの教室へ向かった。