なんか、はずかしーー！
「も、もうあたし部屋に戻るから。リオは帰っていいよ！」
そう言ってあたしは部屋へダッシュ！！
そして、ガチャッと鍵をしめ、ベットにボスンと座り込んだ。
「はぁ。あたし、寝言なんか言ってない…よね」
「だから、言ってるんだって」
「…ぎょえええええ～！」
声のした方にふりむくと
帰ったと思っていたはずのリオが…
腕を組んで寝室の入り口に立っていた。
入ってきた音しなかったよ！？！？
「色気ない悲鳴だな…俺、瞬間移動もできるから。」
「しゅんかんいどう？」
「俺、一応狼男だからな」
へぇそうなんだ？
…じゃなくて。
不法侵入でしょ。
