そして、戦争は終わった……





レイラの死を受け止められない朝陽は、まるで人形のようだった。






「…んで……なんでレイラが死ななきゃいけないんだよ!!あいつは一番に国の平和を祈って……一番に国を愛してたのにっっ…っなんで!!どうしてだよ…」








「くそっっっ!」





レイラを守れなかった自分を恨み


やりきれない気持ちが朝陽の心を支配した。