「はい、そうですね。すみません。ちょっと外の空気吸ってきます」 俺は病室から出て屋上に向かった。 夏のジメジメした空気が体を包み込む。 俺は日陰に寝転がり空をじっと見つめた。 澄んだキレイな空。 俺は…何をしていたんだろう。