「すみません。俺が弱いせいで」



すべて、俺のせい。



俺がもっと強ければこんなことにならなかった。



下を向く俺こ背中を校長は手加減なしで思いっきりたたいてきた。



「いってぇ…」


ヒリヒリする背中を抑えながら校長の方を見た。



「なにいってんのよ!リオが弱かったんじゃないわ。相手が悪かったのよ」