今…あたしの左手は、リオの右手とバッチリシッカリガッチリと繋がっています。






……頑丈そうな手錠で。



「っちょ…!?どういう事!!??」





あたしは、空いている方の手で担任に掴みかかった。




「どういう事も何も、これが××ゲームのルールですから。ちなみに去年は足をつなぎました。」



これが当たり前だと平然に言う担任にあたしの怒りは爆発寸前。



「はぁ!?ってか男女を同居させてどうする気なのよ!?もしかしたら、ごにょごにょとかそういう事になるかも知れないんだよ!?」


「「………」」



あたしの破廉恥発言にリオと担任は目を見開いたままガッチリと固まってしまった。