「死んではない。」 健人が答える。 「それじゃ……「だけど…。」 え…? 「だけど、何?」 嫌な予感がする。 ドクンッドクンッ 心臓が変に脈打つ。 「……。」 「ねぇっ!! 黙ってないで早く答えてよ!!」 私は叫んだ。 みんな黙って口を開かない。 私がベットから降りようとした時、 蒼が口を開いた。 「月夜は…… 族をでて行ったよ…。」