そして何事もなかったかの様に自分の席に着いた。 月夜はかっこいいから、たくさんの女の子に囲まれていた。 その光景に……… 私は何も思わなかった。 本当に、何も。 私はそんな自分に驚いた。 だけど、何より驚いたのは、 月夜の事なんて気にしずに、竜の事を無意識のうちに探していた自分。 なんで……?