私はモヤモヤした気持ちが
消えないまま教室へと向かった。
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ガヤガヤ
私が教室へと戻った頃には
もう4時間目が終わったところだった。
私は自分の席へ向かいお弁当を
取りに行った。
んー……。
弁当どこで食べようかなぁ?
私がぼーっと考えていると
頭に何かが当たった。
ガンッ!
!!??
「っ~ー!!」
私は頭を抱えながら
後ろをみた。
「け、健人?!」
「よっ!」
健人は手に教科書を持ちながら
二カッと笑っていた。
「 よっ! じゃないわよ!!
いったいなぁ!!
あんた教科書の角で叩いたでしょっ!?!」