「あそ。

それより何しに来たの?」


「んーー。最近健人に会ってなかったし……。

だから来た。」



「んだよ……。

そんだけの理由で来たのならお前帰れ。」


「ひっでーー!!」



「お前がKYすぎるからだろ。

恨むなら自分を恨め。」



「なんだよ…そんなに俺より

あんなブスと話たいのかよ。」


竜がそれを言った瞬間。

俺は反射的に竜の胸ぐらをつかんでいた。


「っっ!!

竜、てめぇ!!

次そんな事を言ったらただじゃおかねぇぞ!!!」



「わ、わかった、わかった。

そんなにきれんなよ。」




俺は、はっ!と我にかえった。

やべっ竜に俺と姫香のことで変に思われちまう!

「っ!ごめんっ……。








…………俺教室いくわ。」



「ん?おぉ…。」