夜ーー………。 都会の町に長い髪をなびかせ、 少女が町を見下ろす。 「月夜ーー……。 早く会いたいよ……。」 少女はそういい、悲しそうに 町を見下ろした。 「総長!!」 「……あぁ。」 少女は、フードをかぶり深い闇へ 消えて行った。