さっきまで寒くて少し震えていた私の体がみるみる火照って暖かくなっていくのがわかる。




さっきからの言動って…
期待してもいいのかな?

いいよね!?



そんな事を考えてる私の顔…
きっとにやけてる…



でも好きな人にこんな事されてにやけない女の人の方が少ない…いや、いないんじゃないかな!?





「寒くなってきたし、そろそろ帰ろっか!?」



『はい!!』



私はにやけていた顔を何事もなかったかのように必死に隠して普通を装った。



そして、私達は再び車に乗った。