「行こっか!!」



ぼーっとしてる私に彼はそう言い、立ち上がり車の方に歩き出した。



ちょっちょっと!!



私は慌ててそんな彼の後ろについていった。




車に乗ると彼は


「俺んち来る?」



えっ!?!?



これって誘われてる!?


家に行くって事は…そういうのも覚悟しなきゃだよね!?
でも私達付き合ってるわけじゃないし…


私、彼氏でもない人とそぉいうのはしたくない主義だから…





「いや?」



無言で考えてる私に痺れを切らしたようだった。



『いや…じゃないけど…』


私がそう答えると彼は少し微笑んで車を発車させた。