「簡単な話よ…私は昔から青葉幹弥のソロデビューを考えてきた…でも兄は考えが違った…」


 「確かに…有栖社長は幹弥にグループで活躍するのを薦めてました…」


 「そう…でも兄には何回もソロの話を持ちかけた…青葉幹弥はソロでもいける!確信があった!」


 「そんな話僕は聞いてませんよ…?」


 「当たり前よ…グループの活動に支障が出ない様にしていたんだもの…」


 「そうなんですか…」


 「私はソロ活動をさせる為に切り札を残しておいた…それがLAST GAME協会…」


 「つまり…」


 「えぇ…私の寵愛する青葉幹弥の為に作り出した団体ゆ…」


 「なっ…」


 「…もう…青葉幹弥はアイドルを辞める権利はなくなった…ずっと…私の下でアイドルとして活動してね…でないと…」











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