エレベーターに乗り一階につくと、朝だというのに人がたくさんいた。
この病院ともバイバイか…。
もう二度と来ることもない。
ここでの思い出も…いいことなんてほとんどなかったし…
『知香ちゃん!?』
病院を出ようとした時、千春さんがちょうど通ってあたしの名前を呼んだ。
『どうしたん?そんな恰好して』
『あ…今から退院…です。急でごめんなさい』
『ごめんなさいって…何で?退院は今日じゃないやんね?なんかあったの?』
千春さんは心配そうにあたしを見てた。
考えてみれば千春さんには心配ばっかりかけてた。
赤の他人なのに、いつもあたしのこと気にかけてくれてた…
この病院ともバイバイか…。
もう二度と来ることもない。
ここでの思い出も…いいことなんてほとんどなかったし…
『知香ちゃん!?』
病院を出ようとした時、千春さんがちょうど通ってあたしの名前を呼んだ。
『どうしたん?そんな恰好して』
『あ…今から退院…です。急でごめんなさい』
『ごめんなさいって…何で?退院は今日じゃないやんね?なんかあったの?』
千春さんは心配そうにあたしを見てた。
考えてみれば千春さんには心配ばっかりかけてた。
赤の他人なのに、いつもあたしのこと気にかけてくれてた…