504…505…
あたしはもう近くまで来ていた。
507号室まであと少し。
変な緊張感があった。
507(患者名)石井香織
『フーッ…』
あたしは少し深呼吸をした。
でも静かにノックをしようとした時…中から聞こえてくる。
聞きたくない声が…
聖夜の…声だった。
ドアを開ける勇気もでない。
あたしはそのまま立ち尽くしていた。
あたしはもう近くまで来ていた。
507号室まであと少し。
変な緊張感があった。
507(患者名)石井香織
『フーッ…』
あたしは少し深呼吸をした。
でも静かにノックをしようとした時…中から聞こえてくる。
聞きたくない声が…
聖夜の…声だった。
ドアを開ける勇気もでない。
あたしはそのまま立ち尽くしていた。