そういって俺は
社長室をあとにした。

「これから
 どうすんだ。」
「あぁ。

 おじい様んとこにも
 いかないとな。

 その前に、誤解といて
 くるわ。
 これ以上嫌われたくないから。」
「そうか。
 自分に素直に
 なれよ。」
「あぁ。

 ありがとよ。」

俺はマネージャーの
梶さんに礼を言って
学校に向かった。