その頃、屋上では・・・。 「なぁ哉輝。 あの2人置いてきてよかった のかよ?」 「大丈夫なんじゃない。」 「な、何だよその曖昧さは!!」 と少し呆れ気味の泰斗。 そんな俺たちの会話を聞いていた 伶都が、今日初めて声を出した。 「俺、・・嫌な予感する。」 と一言。 ぽつりと囁いた。 「れ、伶都。 不吉なこと言うなよ。」 とすかさず尚志が言った。