そばにいるライムはなんだかいい香りがした。



「ライム…石鹸の匂い…」



「そっかぁ?カレンは柑橘系の香りがする」



「分かる?」



そうなんだ。



あたしは柑橘系の香水をつけているから・・・・・。



「それ何の香り?」



ライムはあたしの顔を覗き込む。



「ライムの香りだよ」



「ライム??」



「うん」



それを聞いてライムは微笑んだ。