教室に入ると何人か知ってる顔がいた。



きららちゃんは少し不安そうに辺りを見渡した。



「なんか緊張するなぁ…」



「きららちゃん、あたしの席ここみたい」



あたしは黒板に書いてある自分の席に座った。



すると・・・・・



すぐそばで、



「あれ?そこ俺の席じゃね??」



あたしに向けらてる?この言葉。



「はっ?」



声のした方には、こっちを見てる男の子がいた。



「ほら、黒板見てよ。お前の席ってこの横だろっ?」