『西の陽が強すぎるからカーテンをしめるよ』






君がそう話すから





僕は大きく息を吸い込んだ




それから
僕の身体に残った太陽に向かって




『日傘は必要ですか?』



と話しかけた




太陽は返事をしなかった




それでも僕は君が大好きだ