君が教えてくれたこと。

私が君に出会ったのは

小学校のとき。


私が君を好きになったのは


6年生のとき。


私が君に告白したのは

好きになって2ヵ月後。


振られたのは、

告白した次の日。



ある学校行事で、私達は関わることが

多くなった。


最初はなんとも思ってなかったの。



気づいたら好きになってたんだ。



嫌いになろうとしたことも何度もあった。



でも嫌いになんてなれなかった。
嫌いになれたら楽なのに。


君を嫌いになれる理由なんて


何一つとしてないの。


諦めようとすればするほど


君を好きな気持ちが増していったの。



私、気づいたんだ。


そんな簡単に諦められる気持ちじゃないんだって。



そんな気持ちなら、


もうとっくに好きじゃなくなってるんだって。


だからね、好きでいようって決めたの。




もしかしたら、迷惑かもしれない。




でもね、無理なもんは無理なんだよ。





だから、好きでいさせてね?
君は私にたくさんのことを教えてくれた。


まず、人を好きになるということ。


人を好きになれることは奇跡だっていうこと。



世界には60億もの人がいるんだって。


その中から、出会えたこと。


その出会った人の中から


君を好きになれたこと。



それは本当に凄いことなんだね。



それから、恋の辛さや楽しさも知った。



君を好きになって辛いことはたくさんあった。





いや、楽しかったことよりもたくさんあったかもしれない。




でも、辛いことがたくさんあった分、



嬉しいことや楽しいことがあったときに、



感じた幸せが、何倍にも増したの。
どこかで聞いたことあるんだ。


「幸せは、辛い気持ちや悲しい気持ちを

味わったからこそ、味わえる気持ち。」


って。


君を好きになって初めて

この言葉の意味がわかった。



楽しかったことよりも、

辛かったことのほうが


何倍も多いのに、



悲しいと思う感情、辛いと思う感情よりも


嬉しいと思う感情、楽しいと思う感情のほうが


何倍も何倍も大きいことを知った。




君に出会ってなかったら、


こんなふうに感じることは出来なかったと思う。
今まで私は、


好きな人と付き合うことだけが


本当の幸せだと思ってた。


でもね、君を好きになって


それは間違いだったんだって気づいたの。


もし、君が私と付き合ってくれるとしたら、


私は幸せかもしれない。


だけど、君は幸せじゃないでしょ?


君が幸せじゃなかったら意味ないよ。


君が幸せなことが、私にとって

1番の幸せだから。



君は私を幸せにしてくれた。



振られてるのに、

ほかの人と同じように接してくれた。


ワガママだって聞いてくれた。



私、本当に本当に幸せだった。


だから今度は私が、


君を幸せにするよ。


直接幸せにすることわ出来ないけれど、


私はずっと応援してる。


私ね、君の笑顔が大好きなんだ。



君がずっと笑っていられるように。


私の大好きな笑顔が絶えないように。



ずっとずっと、応援しているから。




君が笑顔だったら、私も笑顔になれる。


君が幸せなら、私も幸せ。


そう思えるような恋ができたのは


君がいたから。



君がいなかったら、こんな素敵な恋は


できなかったと思うから。