ここに入るのは二回目だ。
あたしはそのままリビングに
案内された。

そこで思った
「瞬は……????」

瞬がいない。正確には
だれもいない。
いるのは
あたしと隼斗くんだけ。

隼斗くんは
「兄貴?部活に決まってんじゃん。」

は?
「え…だって隼斗くん瞬いるって…」

「嘘にきまってんじゃねえか」
びくっ
え…なに?
今の、隼斗くん……?