~空サイド~

「ん………」

目が覚めるとそこは
知らないところだった。

なんであたしこんなとこで…?
なにこの
マンガみたいな…展開………

ガチャッ

びくっ
「あ、空ちゃんおーはよ」

「遥くん………」

そうだ。あたし遥くんに…

「ねえ…ここどこか分かる?」

「し、知らないよ!!
 早く瞬のとこに……」

はっっ!!!!!

「瞬!!瞬との…待ち合わせ時間…」

あたしが時間を見て
あたふたしていると
遥くんは………

「瞬に電話する?」

あたしはすぐさまうなずいた

「はい♪」
遥くんに渡された
携帯を手にとり………

プルルルル

「はい」

「瞬!!!!!」

「は?空!?
 これ…遥の携帯だろ!?」

「ふぇ…瞬………」

「空……遥になんかされたのか?