なっ…!!!!!

あたし、そんなへんな顔してたのかな。
むむむ……

むすうっとしてると
がちゃっとリビングの戸が開いた。

「あーさっぱり」
とかご機嫌そうに
言いながら入ってきた瞬。

そして
あたしを見つけると

「なぁにむすっとしてんだ?空ww」
そう言って
ほっぺをつねられた。

「いーひゃーいー」

「ははwwww」

痛さで目に涙が
たまりはじめた。

「や、ひゃえ」

やめてと言ったつもりだよ?うん。

「やべえ…」
そう言って
顔を真っ赤にした瞬。

え…?

って思って
首をかしげたら

もっと真っ赤になった瞬。
そして慌てて手を離してくれた。

もー…痛い……ひりひりする
ほっぺを押さえてたら
いままで黙っていた隼斗くんが

「あー兄貴、僕さ今度お姉ちゃんと遊び
行ってもいい?」

はい……!?