『なぁんだ。気付かなかったのかぁ~。まぁ,不細工な奴らだったから気付かなくてよかったかもだけど♪笑 でも,不細工に限っていい男と友達だったりするからなぁ!
いい奴知らないかなぁ…』

真剣に悩んでいるような顔で話す舞を少し恐ろしいとも思えた。

"…不細工って…あの時間で良く見れたなぁ。
うちら会話してたよね?
つか,まだ男つくるつもりかよ!
まぁ,みんなパパって言ってたしな…"

心の中で突っ込んだが,口には出せない。

『もしかして,あの中の誰かが舞のコト好きだったりしてー。』

とりあえず,お決まり文句で軽く話を流した。