「何回も、刹那と逢いたい。

 だから、一日3分でいい。

 そしたら、10回も逢えるでしょ?」



  刹那の目の前に砂時計を

  掲げる。

 
  ……今思ったけど、

  この砂時計……。

  涙色してる。




「でも、そんな都合のいいこと…

 できんのかな?」




  そう、刹那が言った途端。