気がつくと、もうかれこれ1時間くらい経っていた。 あんなに明るかった空も、今では真っ暗だ。 お会計をしようと、わたしは席をたった。 「お帰りになられますか?」 気がつくと、マスターはレジの隣にいた。 「あ、はい。」 この人、何者なんだろう...?