ウ…ウェディングドレスッッッ!?
……って作れるのか?
いや、そりゃ誰かが作ったから世の中に存在してんだろうけど…。
てゆーか、やっはそれって…俺との式のためだよな?
じゃ、それが完成したらいよいよってことか…?
俺の頭の中は素直の爆弾発言のおかげで様々な考えが渦巻いて。
リアクションをうっかり忘れてしまっていた。
「無理だと思ってんでしょ!?」
聞こえてきたその声に、ハッ!…と我に返った時にはもう素直は機嫌が悪く。
「ち、違うんだっ!
何て言っていいかわかんなくて…!
だって、それが完成したらつまりその…式、挙げるんだろ?」
「嫌なのっ!?」
「ままままさかっ!
そうじゃなくてっっ!」