……はっ!?
ま、満月??
俺が日常って話は…??
「すっごく綺麗で、肉眼でもクレーターが見えんじゃない?ってぐらい大きくて綺麗でね?」
「……う、うん」
「ここ、山だから遮るものもないし、灯りは少ないし空気もきれいだしね?星もすっごい綺麗で、私、普通に感動したのっ!」
「………。」
「そしたら…ね。
あんたにも…見せてあげたくなって…。
あんたは今何をしてんだろうって。この綺麗な月夜を、どうやって過ごしてんだろうって思って…。
あんたに電話したくなって…。
そこの車イスに手をのばしたら…届かなくて…そのままベットから…落ちたの」
顔を真っ赤にして、しりすぼみになりながらケガの理由を話してくれる彼女には悪いけど…、、、。
ダメだ、緩む頬を抑えられねぇっっ!