私はそーっと、ドアの方を見た。

そこには、翼くんと、知らない男の子が

いた。

2人は、何かを話していたので、私は、

こっそり2人の話を聞くことにした。

「どうしてお前がここに来たんだ。」

「そんなの俺の勝手だろ。翼には関係ない。」

「ところで、あの子はどこ?」

「・・・お前なんかに言うかよ。」

「教えてくれないか。教えてくれなかったら

たとえ、お前の親友でも・・・」

と、言いながら、男の子は、

持っていた剣を、翼くんの首に当てた。

「やめて~~~!!」

私は思わず翼くんと男の子の前に

出てきてしまった。