漸く口を開いたと思った外国人は、割と流暢な日本語を話したが、内容がぶっ飛びすぎていた。



ケッコン??血痕??結婚‥‥‥‥??



あははははははは(棒



おかしいだろ。



そもそも、何故この外国人は俺の名前を知っているんだとか、なにいきなり結婚てとか、もう何も考えられなくなった。



俺の腹の上ではまだ外国人が綺麗な目をこちらに向けている。


‥‥‥‥‥どうしよう。



完璧にフリーズしかけた頭で、どうしようどうしようだけが頭を巡る。



その時、天の助けがきた。



バタバタと景兄と凪兄、何故か真崎までいる。



なんだかうるさいが、今ならお前らを天使‥‥‥いや、神と崇めてもいい。



頼む、このトンデモ外国人を、どうにかしてくれ。