寝室へ入って行く有美を見る。 そして、飯のお返しってわけじゃないが…俺はある1つの事を思い浮かべていた。 あの彼氏…なんだか匂う。 ちょっと観察でもしてみるか…と思いながら俺も寝室へと入って行った。 有美はもう眠っていた。 「寝るの早ぇな…。寝顔、意外とかわいいじゃん。」 と、顔にかかる前髪をそっとどかし、布団に潜った。